「花を愛でる、そしていける。花をいける人といけられる花が一体になる。」
これを真言密教では、入我我入と言います。
仏 我に入りて、我 仏に入る状態を言いますが、いけばなでは、挿者と花が一体となって
時間と空間に存在することです。そして空間を荘厳するのです。
大覚寺は真言宗の本山で、嵯峨天皇のお寺です。
嵯峨天皇がこよなく愛された美しい嵯峨野で「いけばな」を学び、日本の伝統的な「雅」を
感得してください。未来が暗澹たるものでないかと案じられている今、花をいけることにより、
明るい光がそこに見えて来ます。
花は、いける人を惹きつけ、観 賞する人の心を和ませます。そして入我我入が生まれます。
そんな嵯峨御流の「いけばな」をご一緒に学んでみませんか。 |